【No.5】 教師というサービス業
こんにちわ。
今年の年賀状の宛名書きは手書きにしてみました。
毎年、プリンターで一気に印刷するのですが、一人一人の名前・住所を見ながら書いていくと、名前の漢字間違いや、あんな所に住んでいるのか、といった発見があったりします。
今回は教師というある意味サービス業とも思える職業にスポットを当てたいと思います。
一般的に、教師との付き合いは、新学期が始まる4月から学年が変わるもしくは卒業の3月までの一年間です。
全くの赤の他人であった人と一年間ほぼ毎日顔を合わせることになるのですから不思議です。
教師というものは私たち生徒にとっては特別な存在です。一方、生徒である私たちは、教師にとっては多くの生徒の中の一人。その一人一人にどうやって接するかは、教師の想いによって異なるとは思いますが、私が出会ってきた恩師たちは、私たちを一人の人間として扱ってくれたと感じています。
特に中学時代の恩師は、卒業の日、私たち一人一人に「言葉」を贈ってくださいました。
その言葉は一人一人の個性を表現した言葉でした。
一年間を通して一人一人の個性を把握しなければ、できる行動ではありません。その人の個性がどこなのか、どこを伸ばしていけばこれから先の進路で飛躍していけるのか、そんな気持ちを込めて贈ってくれたのではないかと感じています。
今回は教師を例として挙げましたが、お客様と接する場合にも同様の事が大切になのではないかと思います。お客様一人一人の個性(要望や潜在課題)を見抜き、先回りして提案・行動を起こす。そうすれば、自ずとお客様に満足して頂けるのではないかと思います。
周囲の人にも少し意識して接してみると自分の視野も変わってくると思います。